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醸造用のマスカット・ベーリーAの収穫が始まりました(H30.8.29)

 

JA南アルプス市では8月29日より、醸造用ブドウの出荷が始まりました。

8月30日には三恵支所管内の農家、五味俊弘さん(72)がブドウ「マスカット・ベーリーA」を出荷用の10kgコンテナに収穫しました。

「マスカット・ベーリーA」は、甘みが強くフルーティーな香りが特徴の黒ブドウで、生食用のほか、赤ワインの原料としても多く作られています。

五味さんは7aの園地で「マスカット・ベーリーA」を育てており、約2.5tを醸造用ブドウとして出荷しています。醸造用のブドウでも余分な粒を抜く粒抜きや、傘掛けなどの作業を行い、品質の高いブドウを生産しています。

五味さんは「そんなに手をかけているつもりはないけど、房作りや粒抜きは出来る限りしている」と笑顔で話していました。

五味さんはほかに「シャインマスカット」「巨峰」「デラウェア」などのブドウや米を生産しており、12年前に両親から引き継ぐ形で専業農家として就農しました。昨年4月から当JAの非常勤理事を務めています。

当JAでは今後、ブドウ「甲州」も醸造用として出荷する予定で、今年度醸造用ブドウ約340t(全品種計)の出荷を見込んでいます。

収穫されたブドウは各共選所に集められた後、当JAが契約しているワイナリーに出荷されワインに加工されます。

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