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8月に収穫出来る米「五百川」 試験的に生産・出荷へ

 

JA南アルプス市は昨年より、7~8月に収穫が可能な新品種の米「五百川(ごひゃくがわ)」を試験的に生産しています。生産しているのは当JA管内の農家2軒で、8月17日、南湖共選所にて品質検査を行いました。

持ち込まれた「五百川」約2.5tを、営農指導課望月浩二係長が検査、出荷しました。

「五百川」は「コシヒカリ」のなかで生育の早い稲を生育しつくられた品種で、平成28年に山梨県の選択銘柄として認可されています。

生育が非常に速く、7~8月に収穫が可能なため、比較的高値で販売できる早場米市場への参入が期待出来るといいます。

当JA管内ではコシヒカリの場合、5月中旬~6月上旬に田植えを行い、9月上旬に収穫となるが、「五百川」は今年5月3日と早い時期に田植えを行い、8月11日に収穫となりました。

望月浩二指導員は「コシヒカリが元となっている品種なので食味が良く、8月に収穫が出来るというのは画期的。コメを生産する農家の選択肢が広がるのではないか」と期待します。

当JAでは現在「コシヒカリ」や「あさひの夢」「ヒノヒカリ」などの品種が多く生産されています。

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