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貴陽の出荷を前に目合わせ会を開催(H30.7.13)

 

JA南アルプス市は、管内で生まれた世界一重いスモモ「貴陽」の統一共選を、7月16日より開始しました。

統一共選開始を前に、当JA管内で貴陽の主要産地にある落合共選所は7月13日、目合わせ会を開催し生産者約140名が出席しました。同支所藤森裕明営農指導員が用意した貴陽を見せながら、大きさや着色などについて出荷基準を説明し、生産者の意識統一を図りました。

貴陽は一般のスモモと比べ2~3倍ほどの大きさがあり、平成24年には323.77gの貴陽が「世界で最も重いスモモ」としてギネス世界記録に認定されています。

糖度が17度以上になるほど高く、酸味が控え目で果汁が多いなど食味が非常に良いことで知られているが、栽培や管理が難しいことから希少価値が高く、市場では高額で取引されることも多いといいます。

藤森指導員は「今年は1週間程生育が早いが、糖度が高いものが出来ている。色合いや熟し具合をよく確認して出荷してほしい」と集まった生産者へ呼び掛けました。

当JAではスモモの中でも高級品種である貴陽の価値を更に高め、ブランドとして定着させることを目指し、7月19日に貴陽の品評会を初めて開催するほか、7月20日には東京大田市場でトップセールスを行います。

当JA手塚敦子販売部長は「当JAで生産される貴陽の品質には自信を持っている。市場や消費者に向け積極的にPRして行きたい」と意気込みました。

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