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女性農業者の育成への取り組み 果樹女性講座を開講しました(H30.5.2)

 

JA南アルプス市は現在、女性農業者の育成に取り組んでいます。5月2日には農業技術を学び就農を目指す女性農業者を対象に「果樹女性講座」を開講、14名が講義を受けました。

この日は「モモ・スモモコース」第1回目の講座として、山梨県中北農務事務所の木村亮さんを講師に招き、モモとスモモの摘果と今後の管理方法についての講義を同JA百田支所管内のほ場で行いました。

受講生からは質問が次々に上がり、中でも摘果する果実の見極め方についての質問が多く上がりました。木村講師は「果実の状態にもよるが、枝の先端よりは真ん中くらいに結実していると実が安定しやすい傾向にある」などとアドバイスをしていました。

この講座は主に組合員家族など、就農を目指す女性農業者に向け農業技術の習得・向上を目指し平成22年から実施しているもので、モモ・スモモコース、ブドウコース、オウトウコースの3コースを開講、昨年はのべ38名が受講生として登録し講義を受けました。

モモとサクランボを栽培している中込京子さん(68)は「今年から農業を本格的に始めようと思い初めて参加しました。勉強になります」と笑顔で話していました。

JAではこの講座のほか、就農を目指す人や兼業農家を対象にした就農支援果樹講座なども開講、合同視察研修なども予定しており受講生の技術習得をサポートして行きます。

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