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優良な苗木を組合員へ 苗木分配作業を行いました(H29.12.5 西野支所)

JAこま野と南アルプス市は農業振興のため果樹苗木の助成を行う果樹振興事業に取り組んでおり、12月5日、西野支所で助成を受けた果樹苗木の分配作業を実施、事業を利用する組合員へ届けました。

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同事業はJAと市が定めた奨励品種の苗木を育成し組合員へ販売するもので、山梨県内では当JAが唯一管内全域を対象に行政と協力し、このような取り組みを行っています。

委託を受けた業者がJAの基準に合わせて育てるため品質が統一されるというメリットがあり、さらに補助事業であるため農家は高品質の苗木を通常の販売価格よりも安く手に入れることが出来ます。

組合員は苗木の品種、本数を予約しておき、植え付けの時期にJAから配達される仕組みです。

この事業の奨励品種は南アルプス市発祥の品種であるスモモの「貴陽」「皇寿」、柿の「大和百目」に加え、増殖を推進している桃の「夢みずき」、ブドウの「シャインマスカット」などサクランボ、桃、スモモ、柿、ブドウの5品目21品種が対象となっています。

今回当JAでは14支所で約8千本の注文があり、営農指導員や購買担当者ら50名が協力し軽トラックに積み込み各支所へ分配。後日購買担当者が組合員の家を訪問し供します。

当JA手塚英男営農課長は「今後も遊休農地の減少や農家の所得増大に向けて新しい品種の植え付けを推進したい」と意気込んでいます。

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