柿の粒選出荷まもなく最盛期(25.10.29)
2025.10.31

JA南アルプス市では特産の柿がまもなく最盛期を迎えます。
南湖共選所では春から夏に稼働するトマトの選果機を活用し、富有柿の粒選出荷を行っています。
10月29日には生産者から約900㎏の柿が持ち込まれ、共選所職員が柿の熟度や傷の有無などを1つ1つ確認した後、選果機によってサイズ別に分けられた柿を箱詰めし関東の市場に出荷しました。
担当者によると、猛暑の影響で日焼け果の発生があるものの、昨年に比べて病害虫被害は激減しており、全体としては豊作傾向にあるということです。
当JAでは甘柿の他、あんぽ柿やころ柿といった干し柿の生産者も多く、柿が特産品の1つとなっています。
営農指導部手塚次長は「今年は降水量が少なく果実は若干小ぶりだが、日照時間が長かったことで糖度が高く美味しい果実に仕上がっている」と話しました。
当JAでは今年度、生食用の柿で約75t、あんぽ柿などの加工柿で約170tの販売を計画しています。
南アルプス市では11月上旬に出荷ピークを迎え、11月末まで出荷が続く予定です。





