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サクランボを盗難から守れ パトロール出発(25.5.29)

サクランボ園をパトロールする参加者と警察犬

最盛期を迎えたサクランボなど農産物の盗難被害を防ごうと、南アルプス市で防犯パトロールが始まりました。

南アルプス警察署で5月29日、果樹盗難パトロール出発式が行われ、署員やJA南アルプス市役職員など約60名が参加しました。

警察犬と共に南アルプス市内のサクランボ園地を巡回し、不審な人物や車両がないか確認しました。

当JA中澤豊一組合長は「近年は徐々に被害件数は減ってきているがゼロではない。盗難は農家の気持ちを考えると許せない事で、警戒にあたる皆様の力を貸して欲しい」と挨拶しました。

南アルプス市では例年、サクランボやシャインマスカットの被害が多く警戒を強めています。

当JAの管理している情報では、昨年市内で3件、約60㎏のサクランボ盗難被害報告がありました。

当JAは園地に設置したセンサーが侵入者を検知し、警告音とランプが点滅する盗難抑止システムのレンタルや監視カメラの設置を呼び掛けています。

また当JAでは同日から独自の防犯パトロールも始め、他の園地から離れていたり、過去に盗難被害に遭った園地を中心に回っています。

今後警察、行政、JAが協力し、主な農産物の収穫が終わる10月頃まで、夜間を中心にパトロールをして警戒にあたる予定です。

※記事中の盗難報告件数はJAで報告を受けた件数で、警察の被害届受理件数とは異なります

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