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肥料高騰に対する補助金の説明会を開く(22.10.14)

説明会に参加する農家

 

国内の肥料価格の高騰を受け、国が肥料コスト上昇分の一部を支援する肥料価格高騰対策事業について、JA南アルプス市では10月14日、補助申請の手助けとなるよう農家に向けた説明会を開きました。

同会は道の駅しらね農産物直売所で行い、県とJA山梨中央会の職員4人が申請に必要な書類や方法、書類の記入方法などを説明しました。

午前と午後で計252人が出席しました。

同事業は、世界的な穀物需要の増加やエネルギー価格の上昇、ロシアによるウクライナ侵攻等の影響により、化学肥料原料の国際価格が大幅に上昇し、肥料価格が急騰している事による、農業経営への影響を緩和する事、また化学肥料の使用量の低減を目的としています。

対象となる肥料は6月~来年5月に購入した肥料(本年の秋肥と来年の春肥として使用する肥料)で、化学肥料低減の取組を行った上で前年度から増加した肥料費の7割を交付します。

参加者からは化学肥料低減の具体的な方法についての質問が挙がっていました。

経済部名取幸彦部長は「今回の肥料に限らず、あらゆる製品の値上げが行われている。今後も公的な支援金があれば、組合員に紹介し農業経営の安定に繋げて行きたい」と話しました。

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