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特産スモモ「貴陽」出荷始まる(21.7.15)

共選所に持ち込まれた「貴陽」を運ぶJA職員

 

落合共選所で7月15日、特産品である大玉スモモ「貴陽」の統一共選が始まりました。

この日は約60㎏が生産者から持ち込まれ、検査を経て京浜市場に出荷されました。

今年は春先の天候が安定しており、結実率も高く順調に生育して来ました。

営農指導部手塚英男次長は「一部に高温などによる障害果の発生も見られるが、全体としては良質の果実が出荷出来そうだ」と期待を込めました。

「貴陽」は管内の農家、故高石鷹雄さんが生み出した品種で、一般的なスモモの2~3倍、250~300グラムになるほど大きく、世界一重いスモモとして知られています。

さらに糖度が17~19度と高く酸味が少ないのが特徴で、そのおいしさから贈答用としても人気があります。

落合共選所管内では、枝変わりで収穫時期が1ヶ月ほど遅く、山梨県オリジナル品種でもあるスモモ「皇寿」も誕生しており、JAは「貴陽」とともに増殖、改植を進めています。

JAは今年度、スモモ全体で約1,500tの販売を計画しています。

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