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スモモ続々 サマーエンジェル出荷開始(21.6.30)

サマーエンジェルの出荷前検査をする手塚指導員

 

スモモの一大産地JA南アルプス市の落合共選所で6月30日、「サマーエンジェル」の統一共選が始まり、36㎏を市場に出荷しました。

落合共選所では6月11日に出荷を開始した「大石早生」を皮切りに、様々なスモモが出荷時期を迎え、この日も「ソルダム」や「サマービュート」など6品種約10tが生産者から持ち込まれました。

「サマーエンジェル」は山梨県果樹試験場で生まれた品種で、150g前後の大玉で鮮やかな赤色をしており、糖度も15度以上と高く甘みと酸味のバランスが良いのが特徴です。

県オリジナル品種として同JAでも増殖、改植を進めています。

落合共選所手塚隆営農指導員は「初日でまだ出荷量は少ないが、生育が良好で高品質の果実が揃っているので、今後も期待できる」と話しました。

当JA管内はスモモの生産量日本一の産地として知られ、7月下旬からは高級大玉スモモ「貴陽」や「皇寿」の出荷が始まります。

当JAでは今年度、スモモ全体で約1,250tの販売を計画しています。

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