新着情報

JA・市・商工会が災害時の協力協定を結ぶ(20.8.25)

協定書を持つ(左から)中澤豊一JA組合長、金丸一元市長、新津正彦商工会会長

 

南アルプス市役所で8月24日、南アルプス市・JA南アルプス市・南アルプス市商工会の3者が結ぶ「災害時における支援協力に関する協定書」の調印式が行われました。

これにより、南アルプス市が災害時等で緊急に支援協力が必要と判断した場合、他の2者に救援物資や物資を保管する施設の提供などを要請出来るといった内容の協定が締結されました。

南アルプス市はこれまでそれぞれと災害応援協定を結んでいましたが、近年全国で発生している大規模な災害が発生した場合の対応を考え、支援内容を見直した上で3者間の情報共有がスムーズに行える体制を整えました。

JAと南アルプス市ではこれまで、Aコープ等の商品を災害時に救援物資として提供するなど、物資に係る災害応援協定を結んでいました。

今回はさらに共選所を救援物資の集積・配送施設として提供することや、それに伴いフォークリフト等の資機材の提供、操縦する人員の支援なども盛り込みました。

また同協定に基づく支援が円滑に行われるよう、年に一度支援可能な施設や資機材、避難場所などの状況について3者で情報交換をすることとしています。

南アルプス市金丸一元市長は「今までそれぞれと協定を結んでいたが、3者で締結することで情報の共有が出来て減災に繋がる事を期待している」と話しました。

当JA中澤豊一組合長は「いつ起こるか分からない災害なので、Aコープや共選所施設などを利用し、有事の際には市と協力して対応に尽力したい」と話しました。

PAGE TOP