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巨峰が出荷最盛期です(20.8.5)

七半の巨峰を検査するJA職員

 

JA南アルプス市櫛形共選所は8月5日、ブドウ「巨峰」の出荷最盛期を迎え、生産者が朝から次々に運び込んでいます。

櫛形共選所は「七半(ななはん)」と呼ばれる同品種の750g入り化粧箱を中心に受け入れており、同商品は贈答品としてお盆シーズンに人気を集めています。

この日は約2300㎏を全国各地の市場に出荷しました。8月2日から共選を開始していて、今月末まで続く予定です。

手塚英男営農指導次長は同品種について「近年人気のブドウといえば『シャインマスカット』だが、黒系ブドウの『巨峰』『ピオーネ』もブドウの代名詞とも言われるほど根強い人気がある。夏のフルーツの主役となるブドウなので、最盛期を迎え市場が活気づくのを期待したい」と語りました。

また、同共選所藤森裕明営農指導員は「近年は『シャインマスカット』に改植する生産者があるため、全体の出荷量は減少傾向にあるものの、未だ需要は多い。今年は雨が多く苦労しているが、規格を満たした果実を出荷出来ている」と話しました。

JAは今年度、ブドウ全体で約1200tの販売を見込んでいます。

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