南アルプス地区金融機関防犯協会は６月８日、南アルプス警察署にて、電話詐欺防止を訴える暑中、残暑見舞いハガキ「かもめーる」の贈呈式を行い、同協会の会長を務める当ＪＡ中澤豊一組合長が出席しました。

この活動は、同協会が社会問題となっている電話詐欺を防止するため、注意喚起をする言葉が添えられた「かもめーる」を同警察署へ贈呈するものです。

例年７月頃に行われますが、今年は新型コロナウイルス感染症に関する特別定額給付金を狙った詐欺の対策として、配布時期を早めています。

贈呈式には中澤組合長のほか、山梨中央銀行小笠原支店田中支店長、鏡中條郵便局三木局長、白根源郵便局矢崎局長が出席し、「かもめーる」１，４００通を南アルプス警察署秋山署長へ手渡しました。

中澤組合長は「電話詐欺を完全に撲滅することは難しいかもしれませんが、この活動を１つのツールとして引き続き注意喚起して行きたい」と話しました。

同日に「かもめーる」の発送作業が行われ、６月１０日までには対象地域に配布されるということです。