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枯露柿の出荷が始まりました(19.12.9)

天日乾燥している枯露柿の様子を確認する節子さん

 

JA南アルプス市管内の齋藤哲郎さん・節子さん夫妻の農作業場で12月9日、枯露柿の出荷が始まりました。

今年は春先の凍霜害などの天候不順や台風第19号の影響により、管内全体で柿の収穫量が減少し、斎藤さんの畑でも豊作だった昨年の6割程度の収穫量だということです。

齋藤さん夫妻はサクランボやスモモ、ブドウなどを計1haほどの畑で栽培する果樹農家で、その内約20aで柿「大和百目」を栽培しています。

収穫した柿は皮をむいて硫黄で燻蒸し、1カ月以上天日で乾燥させて枯露柿に加工します。

出来上がった枯露柿はサイズごとに分け、20個ずつ箱詰めして出荷となり、2人は今季6~700ケースの出荷を見込んでいます。

節子さんは「今年は収量が少ないが、収穫出来た分はなんとか加工して出荷していきたい」と話していました。

JA八田共選所では、12月8日から同製品の共選が始まり、今月20日頃まで続く予定です。

今年度JAでは、あんぽ柿と枯露柿を合わせた干し柿で約230tの販売を計画しています。

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