ＪＡ南アルプス市特産のブドウ「シャインマスカット」を使ったフルーツサンドを製造、販売している「株式会社メルヘン」の代表者が１０月９日、同品種のほ場の現地見学に訪れました。

同社は今年度、南アルプス市より特産品のＰＲをする活動の一環として依頼を受け、同市産の大粒のシャインマスカットが並ぶ、見た目も豪華なフルーツサンドを８月１日から商品化し販売しています。

ＪＡが同品種を全量供給し、都市部を中心に展開している全２５店で、２切５４０円（税込）で販売し２か月間で３万８千個以上を売り上げました。

この日は同社原田純子代表取締役社長と土肥幸専務取締役のほか、広告代理店や同市関係者などがＪＡ管内の生産者のほ場を訪れ、同品種の品質や生育している環境を確認、生産者から収穫の目安となる糖度などについて話を聞きました。

その後同市役所で意見交換会を開き、原田社長は「販売当初から大変人気があり、リピーターで何度も購入された方もいらっしゃった」と話し、来年度以降の販売にも前向きな意見を述べていました。

同商品は１０月中旬まで全店舗で継続して販売する予定です。