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あんぽ柿の出荷が始まりました(19.10.11)

 

JA南アルプス市百田共選所は10月11日、干し柿の一種「あんぽ柿」の統一共選を開始し、約336㎏が生産者より持ち込まれました。

品種は「平核無」で、JA職員が乾燥具合や色合い、傷の有無などを確認し全国の市場に出荷しました。

JA営農指導課手塚英男課長は「春先の凍霜害の影響で、作柄は前年に比べやや少ないものの、収穫期まで晴天で経過しており、品質的には良質な果実が収穫出来ているので、あんぽ柿においても期待したい」と話しました。

「あんぽ柿」は渋柿を皮剥きし、硫黄で燻蒸して乾燥させたもので、干し柿の中でも水分量が多くスウィーツ感のある食感が特徴。

JA管内で古くから加工品や保存食として生産されており、原料となる「大和百目」や「勝平」などはJA管内が原産の品種です。

今回出荷したのは専用施設で乾燥されたもので、昔ながらの製法である天日乾燥のものは来月中旬ごろから出荷される予定となっています。

JAでは今年度、「あんぽ柿」や「枯露柿」などの干し柿で約230tの販売を計画しています。

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