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シャインマスカットの品評会を開催しました(19.9.2)

最優秀賞を受賞した遠藤寛さん(右)

 

JA南アルプス市とJA果実部会ブドウ専門委員会は9月2日、在家塚支所2階ホールにて旬を迎えた特産のブドウ「シャインマスカット」の品評会を開催し、各地区を代表する生産者12名が生産した最高品質のブドウが出揃いました。

審査の結果、鏡中條支所管内の遠藤寛さんが最優秀賞である北岳賞に輝きました。

出品されたブドウは、JAが3日に東京大田市場で行うトップセールスで展示し、同時に競売にかけられます。

品評会では、審査長を務めた山梨県果樹試験場の曽根英一普及指導員など5名が房形、糖度、酸度、着色などの項目を中心に食味や外見を総合的に審査。

北岳賞のほか、優秀賞にあたる間ノ岳と農鳥岳賞、優良賞を決定しました。各賞にはJA管内にある白峰三山の名前を付けています。

北岳賞を受賞した遠藤さんは、授賞式で「果樹試験場を訪れるなど、自分なりに努力してきた。この賞を頂けたのは何回も顔を出してくれたJAの指導員や近所の農家の人たち、妻のおかげだと思う」と喜びを表現しました。

同品評会は南アルプスブランドに相応しい高品質なブドウの生産を地域全体で実現することを目的に、今年で通算5回目の開催となりました。

同品種は近年生産量、栽培面積ともに全国的に増加傾向にあり、数年後には厳しい産地間競争が予想されるため、品評会の開催によって消費者から信頼を得られる産地育成を図っています。

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