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大玉高級スモモ「貴陽」の出荷が始まりました(19.7.19)

 

JA南アルプス市は7月19日より、世界一重いスモモとして2012年にギネス世界記録に認定されている大玉スモモ「貴陽」の統一共選を開始しました。

直前にJAが行った試食会では糖度が16度を超える果実もあり、この日も高品質の「貴陽」がJA各共選所に持ち込まれました。

同品種誕生の地で、JA管内でスモモの栽培が最も盛んな地域にある落合共選所には、この日約100㎏の「貴陽」が生産者から持ち込まれました。

落合共選所手塚隆営農指導員は「天候不順の影響が心配されたが、大きさや着色も良く、生産者の努力で高い品質が保たれている。出荷量についてもこれから最盛期に向けて増えてくると思う」と話しました。

同品種は通常のスモモの2倍~3倍ほどもある大きさと、糖度が高い、水分量が多く瑞々しい、食味が非常に良いという特徴があり、スモモの中でも人気が高いです。

しかし栽培管理が難しいことから希少価値が高く、贈答品として利用されることも多いです。

落合共選所管内では、同品種の枝変わりで収穫時期が1ヶ月ほど遅く、山梨県オリジナル品種でもあるスモモ「皇寿」も誕生しており、JAは「貴陽」とともに増殖、改植を進めています。

JAは今年度、「貴陽」で約120t、スモモ全体で約1600tの販売を計画しています。

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