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ハウスシャインマスカットの出荷が始まりました(19.6.26)

 

JA南アルプス市は6月26日より、特産のハウス栽培のブドウ「シャインマスカット」の統一販売を開始しました。

6月上旬の降雨の影響で例年より1週間ほどの遅れとなりましたが、モバイル糖度計で調査を行い糖度が出荷基準を満たしたことを確認、食味も良く高品質の果実に仕上がりました。

JA藤田共選所ではこの日、約160㎏の同品種が生産者より持ち込まれました。JA職員が色や大きさ、傷の有無などを細かく検査し、全国の市場に出荷しました。

同品種は皮ごと食べられることや食味の良さから近年人気の品種で、南アルプス市とJA合同で果樹苗木の助成を行う「果樹振興事業」の奨励品種となっており、増殖や改植を勧めています。

そのため出荷量は年々増加しており、2014年度の約82tから2018年度は約287tと、5年間で3.5倍に伸びており、JAでは今年度販売目標として、さらに多い344tを計画しています。

JA営農指導課手塚英男課長は「園地で糖度を計測するモバイル糖度計で十分糖度調査を行い、価格に見合うような果実を出荷していきたい」と話しました。

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