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桃の統一共選が始まり、豊共選所で開所式を行いました(19.6.19)

 

JA南アルプス市豊共選所で6月19日、露地栽培の桃の統一共選が始まりました。

今年は桃の開花時期に降霜と低温による凍害の影響により、早生品種の見込み収量が心配されますが、果実肥大が進んでおり前年並みの出荷量が期待されています。

品質は安定しており初日の出荷量も平年並みとなりました。

この日同共選所には極早生種の「ちよひめ」「はなよめ」など約3.8tが運び込まれ、JAが2010年より導入している透過式光センサーを通して糖度や内部障害の有無などを確認し各市場へ出荷しました。

JA営農指導課手塚英男課長は「今年は日照時間も長く良質の桃が期待できる。このまま安定した出荷を続けたい」と話しました。

同共選所では朝8時より、主力農産物である桃の統一共選開始に合わせ開所式を行い、役職員約80名が出席しました。

JA販売部手塚敦子部長は「生産者の皆さんのため、JAとして少しでも単価を上げて販売していきたいので、品質管理の徹底をお願いします」と挨拶し、高品質な桃の安定出荷を願って出席者全員がピーチジュースで乾杯しました。

今後「日川白鳳」や「白鳳」、「アルプス美人」などの品種がリレー形式で生産され、8月中旬頃まで出荷が続きます。

JAは今年度、桃全体で1800tの販売を計画しています。

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