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サクランボの受粉手助け ミツバチの分配を始めました(19.4.1)

 

JA南アルプス市は4月1日、まもなく開花する露地サクランボの受粉のためセイヨウミツバチの配布を始めました。

サクランボは同一品種だけでは結実しないため、複数の品種の樹へ渡って受粉を手助けするミツバチが大きな役割を担っています。

西野共選所では組合員から注文を受け、ミツバチが入った養蜂箱99箱を用意し、受け取りに来た46軒の組合員へ配布しました。

養蜂箱にはミツバチ約5千匹が入っており、組合員は面積によって1~5箱をほ場に設置します。

サクランボの開花時期には、より多く結実させるためミツバチによって受粉を助けるか毛バタキなどを使った人工受粉作業が必要となります。

ミツバチを導入することで、手間をかけることなく広範囲を受粉できるため、農作業の省力化に繋がっています。

今後、養蜂箱はサクランボの開花期間である3週間程度設置した後、JAが回収します。

当JA管内の露地サクランボについて、営農指導課によると今年の開花時期は平年並みで、生育は順調ということです。

5月中旬頃から出荷を開始する予定で、JAでは今年度約170tの販売を計画しています。

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